『ん?これ白髪?やだなぁ。って事は白髪染めにしないといけないの?』
※写真内容共に了承済
- 白髪の量(全体の何%くらいか)
- 髪の太さ
- 希望の明るさ
などによって薬のパワーを調整します。
白髪染めとおしゃれ染めの違いって?
簡単に言うと色の濃さが大きな違いです。白髪染めで使うカラーの方が通常暗い染料が多いです。
って事は白髪染めする時は暗くしないといけないの>_<?
一概にそういう訳ではありません。もちろん上に述べさせてもらったように白髪の量にもよりますが。
ちなみに上の写真のモデルさんは根元白髪染めでやや暗く→中間おしゃれ染めで少し明るく→毛先1番明るく
と三段階に薬のパワーと明るさを全て変えて染めさせて頂いてます。
もちろんメーカーによって特色ありますのでかなりの薬剤知識を要します。(正確に塗布する技術とスピード!)メーカーにもよりますが通常のカラーは発色から流すまでに30分以内は必須!30分以上はダメージさせてしまうリスクがかなり高くなります。
セルフカラーはどうすれば良いの?
- 通常市販されているものはどんな髪の毛、毛質でもきっちり染まってくれる様にパワーMaxですので必ず時間を守る
- 塗布する際は誰かに塗ってもらう方がムラも少なくないかと思います。
- 後頭部耳から下など毛量が多い所から塗り始める
- 顔周りの髪の毛の細い部分や体温の影響受けやすい根元は時間差で塗る。
- ロングの方は根元だけ!にした方が後々ムラになりにくいかと思います。
頭皮がしみやすい、または荒れやすい時は?
- 基本的に美容室で染める事をオススメします。
- 保護ジェルできっちり頭皮をガードする
- 頭皮から少し離して塗る。
そしてカラーの際、僕が1番お伝えしたい事は乳化!という作業。
美容室でカラーを流してもらう時にシャンプー台で頭をぬりぬり。なんだかマッサージされているような感じではないですか?
ここに関しては乳化とは?
こちら詳しく記載しておりますので是非一読ください。
頭皮や白髪などは非常にセンシティブな部分でもあり、毎日髪を扱うプロの美容師としてかなりのテクニックと知識を持っていると自負しております。
またそれを仕事としてさせて頂く事に誇りを持ちヘアカラーを安心して楽しんでもらえるようにする事も美容師の仕事だと思っています。
ヘアカラーの安心して楽しんでもらえるように。たまにはこんな専門的な事も。
長文になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。