こんばんは。美容室estオーナーの本村正文です。
実習で黒染めしたけどその後に美容室で
『ブリーチを使わずに1番明るくしてください。希望色はアッシュです!』
昔からわりと美容室では多い事例ではないでしょうか。
結論から言うと無理です。
【黒染めの定義】
- 4レベルから5レベルの地毛くらいの美容室でよく使うアルカリカラーとする。
このくらいですね。
『黒染め』はかなり濃い染料ですので中々色抜けしません。色持ちが良いというメリットもございますが、『次に染める時にめちゃくちゃ邪魔』と言うデメリットもあります。
ですので1番明るいカラー剤。13レベル程度。
これを使用しても、1、2レベル程度しか明るくなりません。
そこで初めて【ブリーチ】などを使い脱色していきます。
今回はここから。
一度ブリーチ後。元々持っているメラニン色素と黒染めの影響で、【赤みを帯びたオレンジ】ですね。タイムはファイバープレックスという、日本の美容室で扱うブリーチの中で1番髪の毛に負担のかからない商材です。
髪の毛の状態を見て30分程度。
初めにカウンセリングした時にお伝えした通りの状態です。
上記した通り
『以下の理由で必ず赤オレンジになります。めちゃくちゃヤンキーみたいな色に一時的になりますが、その後綺麗なアッシュ系になるようにするので、安心してくださいね』
とは言ったもののこの色になったらビックリしますよね。
ここから
根元には赤オレンジを消す色。中間はオレンジを消す色、毛先は時間差。という感じで塗っていきます。
赤オレンジを抑える“シルバーシャンプー”をチョイス!!
詳しくはhttps://motomuramasafumi.com/archives/7382/
こちら一読ください。
カラタスシャンプー
※泡だてて時間を少々置いた方が効果的です!
https://motomuramasafumi.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/img_3936.mov仕上がり。
Before→after
動画バージョン
https://motomuramasafumi.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/img_3947.mov綺麗に赤みを取り除けました。
- 外国人カラー
- ブリーチ
- ハイライト
色々流行っておりますが、僕が得意なのはあくまで
赤みを消したベージュ系!!!!!
ブリーチを使いまくる事ではありません。
6年前に
『担当させて頂いているお客様のお悩み一位。赤っぽくなるのが嫌だ』
と
『自分が好きな事』
この2つを徹底的に考えて考えて考えて
組み合わせて作った唯一無二の必殺技。
必要であればブリーチする。必要無ければメニュー変更。プロとしてまたestの本村正文としてベストな方法をご提案させて頂きます。