こんばんは。

わりと過激なタイトルなんですが…
本日は二週間に一度のテスト日。

スタイリストになる為の最終テスト

【現行の幹部の元でモデルさんを素敵に輝かせる!】

このラストテストを受けるスタッフもいました。

ざっくり内容を。

  • モデルさんに来ていただく。
  • 営業中同様に
  • カウンセリング
  • 施術スタート
  • もちろんタイム図ります
  • もちろん周りでジロジロ見ます(モデルさんにはその旨あらかじめお伝えしておきます)
  • フィニッシュ!
  • 幹部によるチェック


結果は…

不合格。
もちろん作ったスタイルはキレイです。かなり厳しめに見ても丁寧にカットされ、おさまりも良いでしょう。普通に可愛いです。
ラストテストを受けた者もこれまでに全てのカリキュラムを合格し、普段の営業中ではオーナーのメインアシスタントとしてある意味1番忙しいポジションを担当し、技術的には全く持って心配はありません。
モデルさんも喜んでくださっていましたし。

では何が足りなかったかのだろぅ…

【なぜ貴方にはこのスタイルなのか、どうしてこの長さなのかの提案が圧倒的に足りなかった】


テストの審議はオーナー、マネージャー、店長の3人で

  • なぜ合格か
  • なぜ不合格なのか
  • どこが良かったか
  • どこが足りないか
  • お客様に入らせる事ができるか

を、かなり話し合います。意見が割れた時は皆必死でプレゼンし合います。上とか下とか無く良い意味でケンカ腰にもなります。そのくらいスタッフの合否はセンシティブなモノでその一票を持つ者として考えます。
『お客様が5センチ切って欲しいと言われたから切った』 

仮にこの様なオーダーがあったとしてもそのまま切るようでは全然ダメです。

  • 『その5センチは本当に正しい5センチ?
  • 『結べる長さは?』
  • 『普段は巻くの?』
  • 『ブローはするの?』
  • 『それでダメージ気になる所はなくなるの?』
  • だったらこのスタイルが良いですよ。

など。

もの凄く乱暴な言い方をしてしまえばお客様はヘアーに関しては【素人】です。我々はプロとしてお客様にベストなエスコートをしなくてはならない。

Jr.スタイリストになるとカットの価格は¥3500

です。

高いでしょうか。安いでしょうか。

お客様に『この価格でも納得』

そう思って頂けなければ次は絶対にありえません。


幹部3人共ほぼほぼ同意見でした。

ウチのスタッフも強く育って欲しいです。
本当は早く合格をあげたいんだよ。